右に酒蔵、左に中蔵・奥蔵・財宝蔵。侘びて閑たる蔵座敷―――その銘も『すーぶにーる』に住まう総領娘は働き者!酒造の事、収蔵の骨董の事諸々と、旧家の日々に絡めて語りましょう。お嬢さん稼業は楽じゃない!

蔵銘『すーぶにーる』蔵に住まうお嬢さん

利き酒1
先回に引き続き、西条市からの中継でござりまする。
そして  お勉強のお時間です。


まあ皆様、何やら――
『お嬢さるは過去に、『利き酒』に纏わる失敗でもしでかしたのではないのか?』
な邪推に満ち満ちたコメント&メールをありがとうございます。

――て!ちょっと待たんかい……っ!ヽ(`□´)ノ

利き酒は基本的には「呑まない」のです。


利き酒2


此れが多分、皆様の中の利き酒――


利き酒3


それに引き換え、私の馴染む「利き酒」風景は此方。


利き酒4


もしくは此方です。


こちらは各県の国税局鑑定官室在任の鑑定官による利き酒風景です。
金賞とか銀賞とか、レッテルの貼られているお酒を品評するのも此方です。

利き酒はコンディションの良い午前中を選び、一度に3百から5百点位を審査します。
一回五ミリリットル程度の少量の冷酒を口に含み、判定。
速やかに吐き出す。
口中を一回ずつ水ですすぐ。

これを5百回繰り返すのです。
誰も呑みませんよ!
酔っ払ってしまいますよん!

『呑まずに、基準を解かれ』

それが利き酒――

勉強中のお嬢さるは未成年な事もあり、錬蔵君は殊更厳しいのであります。
先回はそれを諭されていただけです!ヾ(*`・◇・´*)ノ


断じて!!
「過去に酔っ払って、お堀に落っこちた」
とか
「絡み上戸で、ずっと夏目さんにおんぶお化けしていた」
とか
「鳥になったつもりで、三階から飛ぼうとした」
なぞと不祥事を起こした訳ではありませぬ!プンプン!o(`ω´*)o=з=з=з

利き酒5
「そうだねえ。
一々呑んだりしていたら、後半に行くにつれ感覚が鈍り、
鑑定が出来なくなるねえ。AHAHA!( ̄◇ ̄)」



「あ!醸造技師の先生」


「ですからベロンベロンに酩酊しているのに銘柄に拘る人がいますが、
これなんかナンセンスと言うべきだろうねえ。AHAHAHAHA!
因みに先回、二人が手にしていた物は、此方のお猪口だね。

利き酒6


蛇の目猪口と言って、白色の磁器で出来ていて、底にコバルト色の輪が二本這入っている。
此れは色や汚れを見る為なのだよ。
優れた人になると、この時の見た感じだけで、ほぼ良い酒か悪い酒か解かるのだよ。凄いねえ。AHAHAHAHA!」

「先生。わざわざのお出まし、ありがとうございます。
ですが本日の『すーぶにーる・酒講座』はここらでお開きと致しますです。
とっとと酒蔵の研究室に帰って下さい」

「ええ〜っ!まだ僕、讃岐うどんも西条銘菓『お山りさん』もアマゴの塩焼きも食していないよお〜!!」

「それは替わって、お嬢さるが喰らっておきましたから。
また改めてお酒講座を開く時まで!
んではバイバイでござりまするう〜〜〜っ!!ヾ( ̄▽ ̄)>」

「お嬢のいけずううう〜〜〜っ!!”o(>ω<*)"クーーッ」
この記事へのコメント
蛇の目猪口は欲しいのですが、これで呑むのはナンセンスなんでしょうね。(とほほ)そうそう、シズイさんぜひ20歳になられたらホワイト・スピリッツも試してみてください。例えば、ズブロッカなどはバイソングラスが草餅の様な香りを発し口に入れただけでも好いのですが、なんといってもウオッカは喉に入れたときのキックを楽しむものですからね。あと、現地ポーランドではリンゴ・ジュースで割って飲むそうですが、俺はアップル・タイザーで割るのをお勧めしますね。最後に、『〜ベロンベロンに酩酊しているのに銘柄に拘る人……』俺もそうですね、そりゃ粋な酒呑みになれてないわけだ。


2006/08/01(火) 02:03:57 | Q@N デイリーさくら編集
お帰りなさい。絡み酒の人。

<(_ _)> ぺこり

利き酒・・・テレビで見た位の記憶しかありませんが、
「飲んべえじゃない人の方が適任なんじゃ・・・」
と思った記憶があります。
飲んべえの人には却って拷問なんじゃ・・・。

蛇の目猪口・・・と言うんですか?

お酒のコマーシャルで良くみかけますが、なるほど、シンプルなあのデザインは
利き酒の為だったのか?一つ賢くなりました。

それはそうと・・・前回のコメントに補足。

「利き酒」ではなく、「飲酒全般」についての
失態・・・いえ、えーと・・・
・・・( ̄∇ ̄)一生流の「作法」
・・・について講釈頂ければ・・・

と思っただけで・・・。

柱| ̄m ̄) ウププッ



2006/08/01(火) 03:35:39 | 石井 けん編集
先生、酒を飲めない人でも酒造の仕事は大丈夫なんでしょうか?!(−−)ノ
日々疑問に思います!!
下戸は酒造を継げるか、或いはそういう酒造がある、説明願います!!(*ノノ)
2006/08/01(火) 10:58:35 | D編集
えっと、お酒に関わる不祥事が妙にリアルで
現実に起こった事の様に思えるのは気のせいでしょうか!?
是非、お嬢さるの飲酒に関する数々の伝説を披露して頂きたいです(笑)

利き酒は、お茶の品評会の様子と良く似ていますね。
何となくイメージが涌きます。
2006/08/02(水) 20:42:57 | もりかわ編集
>ちょっち友人のお引越しに借り出されて、身体の節々の痛いお嬢さるです。
 ご機嫌宜しゅうございます Q@Nさん <(_ _;)> ぺこりん

いいえ!いいえ!
是非とも「蛇の目猪口」の購入をお薦め致します!
色の違いが、きっとQ@Nさんにならば、お解かりになられますとも!

お酒は、見た目の美しさをも誇る「吟醸」ならば「青冴え」致しておりまするが、
全うに作った醸造酒や純米酒ならば、今度はほのかに「お米の色」が付いているのです。
淡い琥珀色を致しておるのです。ヾ(*`・◇・´*)ノ

その違いを顕如に致しまするのが「蛇の目猪口」の効能なのです。
蛇の目に限らず、猪口は幾つか持っていると、お酒が楽しいですよお〜( ̄∇ ̄)〜
ナンセンス処か、「お!粋だねえ」の世界なのです。はい(^-^*)/♪


>ちょっち友人のお引越しに借り出されて、身体の節々の痛いお嬢さるです。
 ご機嫌宜しゅうございます 夫ヒヨさん <(;_ _)> ぺこりん

「利き酒」は呑んでも全く構いませぬよ。
「喉越しは呑まねば解からぬ!」
と、豪語する方もいらっしゃいますから。

でも此処まで「蛇の目猪口」が知られていない事の方に、
お嬢さるは驚いております。
凄い……これぞ環境のなせる業……ノ( ̄0 ̄;)\オー!!ノー!!!!


>ちょっち友人のお引越しに借り出されて、身体の節々の痛いお嬢さるです。
 ご機嫌宜しゅうございます Dさん <(_ _;)> ぺこりん

下戸さんな蔵人さんは結構いらっしゃいまするよ〜〜( ̄∇ ̄;)〜〜

お嬢さるも下戸と言えば下戸です。
ゲコゲコ……e-250

ウルシかぶれの酷い漆器職人さんの知り合いもいれば、
夏目さんの知り合いには
「猫アレルギーな獣医さん」とか
「ラテックス(ゴム手袋)・アレルギーなお医者様」とか
いらっしゃいますもの!w( ̄△ ̄;)wおおっ!

結論から言えば

『酒を飲めない人でも酒造の仕事は大丈夫なんでしょうか?!(−−)ノ』

全然 d(>_< )OK!!ざます!!


>ちょっち友人のお引越しに借り出されて、身体の節々の痛いお嬢さるです。
 ご機嫌宜しゅうございます もりかわさん <(;_ _)> ぺこりん

気のせいです。
気の迷いです。
錯覚でする。ええ……きっと……♪〜( ̄ε ̄〃)b
何せこの様な事、お酒の勢いを借りずとも楽勝!楽勝!

――て!悔しい〜っ!! (((ヾ(*>ω<)o"

それと皆様、お忘れなのじゃあございませぬか?
「お酒は二十歳になってから」ざんす!ヾ(*`・◇・´*)ノ
しい〜〜〜【 お酒 】ヾ(¬_¬;) ゴソゴソ

ん?お茶の品評会とな?
おお……あるのですねえ……。
行った事ないです。
ほおお……おチャケではなく、お茶……。
茶葉に鼻を近づけて、くんくんして、テイスティングするのでしょうかねえ?
お茶……。___φ( ̄^ ̄ )メモメモ
2006/08/02(水) 21:07:36 | 主家の一生編集
お茶の品評会は、実際に茶葉の匂いを嗅いだりしますけど・・・
やはり、利き酒と同じ様に入れたお茶を飲みます。
私も、TVでしか見た事ありませんけど・・・
私の住んでいる静岡はお茶の産地なので、行こうと思えば行けるんですよねぇ〜〜〜

えっ、お酒は二十歳から!?
そうでしたっけ・・・(汗)
私は、中学校の頃からビールとか平気で飲んでましたけど(苦笑)
あっ・・・私、タバコは吸いませんよ♪
2006/08/03(木) 23:11:04 | もりかわ編集
>ご機嫌宜しゅうございます もりかわさん <(_ _)> ぺこりん

先程めでたく、
錬蔵君の蹴りがもりかわさんに這入りました。
( ̄人 ̄) ナ〜ム〜

空手五段ですから、まあ大概の人は吹っ飛びまする〜( ̄∇ ̄;)〜
2006/08/03(木) 23:31:45 | 主家の一生編集
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